2022年G場企業法的整理、負債総額初の百億円割れ、前年に比べおよそ半額の58億円、バブル崩壊以降最少

件数は民事再生法3、破産4で前年に比べ4件増える
船坂GCは破産廃止、秋葉GC等3社は再生認可
2022年迄の法的整理は809件、負債16.99兆円

2022年のゴルフ場企業法的整理は、前年よりも件数は増えたが一桁台の申請となり、負債総額では過去最少を記録した。
2022年の法的整理の申請状況をみると、1月に2件(2社)、7月に1件(1社)、8月に3件(3社)、12月に1件(1社)あり、年間トータルでは7件(7社)だった。

前年のゴルフ場企業法的整理申請3件(3社)に比べると、2年は4件(4社)の増加。4年振りにプラスに転じた。一桁申請は4年連続している。コース数は既設7コース(前年比4コース増)、建設中・認可未着工0コース(増減なし)で、負債総額は58億円(49億円減)。1件当たりの負債額は8億円となり、前年よりも28億円減っている。法的整理件数はここ2〜3年と余り変わらないのに、負債総額ではバブル崩壊以降初めてとなる100億円割れを記録した。

法的整理を申請した企業7件を申請日順でみると、播磨自然高原船坂GC(兵庫)運営の(株)船坂ゴルフ場(1月14月、破産)、安八CC(岐阜)の旧経営会社である長良川(株)(1月20日、自己破産)、白浜GC(和歌山)経営の白浜開発(株)(7月25日、民事再生法)、秋葉GC(愛知)経営の(株)秋葉ゴルフクラブ(8月22日、民事再生法)、茶臼山GCブナの嶺コース(長野)経営の(株)ブナの嶺ゴルフ倶楽部(同、同)、茶臼山GC茶臼山コース(同)経営の(株)
茶臼山ゴルフ倶楽部、植木CC(熊本)経営の有限会社友宝開発(12月21日、破産)。

なお、バブル崩壊以降の法的整理状況は、22年12月末で 件数809件(既設991コース、建設・認可48コース)、 負債総額16兆9931億円となった。

(ゴルフ特信より)

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