2024日本オープンは東京GC(埼玉)で8回目、JGA100周年、女子オープンは大利根CC西Cで開催

公益財団法人・日本ゴルフ協会は、9月22日開催の第2回臨時理事会で2024年の日本オープンゴルフ選手権と日本女子オープンゴルフ選手権の開催コースを決定した。
日本ゴルフ協会創立100周年にあたる2024年に「第89回日本オープンゴルフ選手権」の開催コースとなるのは東京ゴルフ倶楽部以来で8回目の開催となる。
同倶楽部は、日本人の手による日本最初のゴルフ場として1913年に開場。設計はJGAの創立にも尽力した大谷光明氏が担当。
2024年に「第57回日本女子オープンゴルフ選手権」を開催するのは、大利根カントリークラブ・西コース(36ホール)で同クラブ3回目、西コースでの開催は2回目となる。
1960年に井上誠一氏のコース設計により東西36ホールが開場。豊富な松林に囲まれた各ホールは難コースとして知られている。1971年大会は西コース(優勝:樋口久子)、2010年大会は東コース(優勝:宮里美香)で開催された。

ノーザンCC錦ケ原G場(埼玉)9月1日から25H営業、荒川調節池の関係で2年後の変更又は閉鎖か?

アコーディア・ゴルフ運営のノーザンCC錦ヶ原ゴルフ場(43ホール)は、荒川第二・第三調節池整備の関係で占用許可解除が決められたことから20ホール分規模縮小することとなったが、今年4月から練習場を閉鎖して2ホールを新設するなど準備工事を行ってきており、9月1日からその新設2ホールを使った25ホール(パー103)での営業に移行した。

昨年時点でのクラブの案内では
①2021年10月末で、さくら草インコースと、なの花コースアウトコースの占有解除
②2023年10月末で、さくら草アウトコースの占有解除
となっており、2年後に営業ホールの変更又は閉鎖の可能性がある。

石垣島(沖縄)のゴルフ場開発含めリゾート開発計画に県が同意、市の地域未来投資促進法に基づく土地利用調整計画!!

(株)ユニマットプレシャスが、石垣島の前勢岳北方に計画しているゴルフ場付きリゾート開発計画「石垣リゾート&コミュニティ」(仮称)の開発に関して、石垣市の地域未来投資促進法に基づく土地利用調整計画に8月30日付けで県が同意したことがわかり、石垣市の中山義隆市長が9月1日に市役所で地元経済5団体とともに者会見した。
新石垣空港の建設に伴い全日空グループの石垣島GCが2006年8月末で閉鎖となったことで、「新空港建設に伴い唯一のチャンピオンコースが閉鎖された。ゴルフ場は八重山全体の観光・経済に好影響を与える」として、今回のゴルフ場計画に全面的に協力すると強調したという。
同リゾート計画の昨年9月の環境影響評価準備書では、事業面積は127.4万平方メートルで、うちゴルフコース23.96万平方メートル(全長7308ヤード、パー72)。
ゴルフ場関連でクラブハウス1棟、ゴルフ教室棟1棟(66室)を整備。宿泊施設はホテル10階建て1棟(120室)、9階建て1棟(100室)、5階建て2棟(61室、60室)、レジデンス5階建て2棟(60室2棟)、戸建てヴィラ(1階建て)58棟などをフェアウェイフロントのごとくホール脇に多数整備する計画となっている。
農地を転用する計画については、開発に伴い島内で減少する農地の比率や営農の影響は年間4億8000万円と見込まれるが同リゾートの経済効果は237~268億円の見込みと例示したという。
当のユニマットプレシャスでは、準備書段階で2021年内の着工、2023年のオープンを当初の目標としていたが、手続きが延びたことやコース設計など詳細を詰める作業はこれからとコロナ下もあり、慎重に取り組んでいるようで、まだ具体的な日程は立てられないとしている。

デイスターGC(千葉) 12月30日をもって営業終了と!親会社の大林組と運営の茨城グリーン開発(株)31日案内

ゼネコンの大林組は連結子会社である茨城グリーン開発が所有・運営する「デイスターゴルフクラブ」(27ホー ル)の営業を今年12月30日に終了すると、8月31日にニュースリリースで配信した。
茨城グリーン開発(株)は茨城県で保有・運営するオールドオーチャードGCに関して新設分割の方法で承継し設立される東茨城ゴルフ(株)の全株式をパシフィックゴルフマネージメント(株)へ譲渡する契約を7月16日に締結したばかり。オールドオーチャードGCは10月1日にPGMに引き継がれるが、今回のデイスターGCについては12月30日以降の営業についての案内はない。
デイスターGCは大手ゼネコンの大林組が母体となり1990年に法人会員制ゴルフ場としてオープンも、2010年3月末でクラブを解散し、パブリック制に移行していた。
ゴルフ場事業者にとっても人気の千葉県エリアだけに、ゴルフ場が閉鎖される可能性は少ないと思われるところで、その後の事業者(保有者)が注目される。

アコーディア・ネクストゴルフの親会社であるMBKパートナーズ、ANXの一括譲渡を検討か?コロナでゴルフ場事業価値向上と購入先予測

国内最大のゴルフ場運営グループとなっているアコーディア・ネクストゴルフの親会社でもあるMBKパートナーズが同ゴルフ場事業の売却準備を開始したとの報道が8月初旬に韓国内で流れたことがわかった。
売却価格は最大4000億円と推定され、買収の候補としてはグローバル資産運用会社や私募ファンド、国内外企業などが取り上げられているという。
韓国の経済関係サイトも興味を示し、パンデミック主導のゴルフブームの影響でゴルフ場の価値が向上したことが、MBKのEXIT戦略の背景にあると推測。
市場アナリストはこの取引は最大4000億円(36億ドル)と見積もっている。ゴルフコースは通常、EBITDAの7~10倍の価値があるとも紹介した。
いずれも憶測記事であり、この段階でMBKパートナーズの東京事務所は、「この件についてはコメントできない」の答えだったとのことだ。
ANXのゴルフ場事業は日本のゴルフ場市場の12%(ゴルフ場数は約170コース)を所有。

千葉夷隅GC(千葉) 個人正会員補充募集(88万円 税込 全額入会金)を9月より300名、10月より名義書換停止

エイチ・ジェイグループの千葉夷隅ゴルフクラブは、9月1日から個人正会員の補充募集を開始する。
全額入会金のプレー会員権を販売するもので、募集金額 は88万円(消費税込み)、定員は300口(男女)。個人正会員の年会費(消費税込み)は3万9600円。
なお、同募集実施に伴い、10月1日から募集終了までの間、一般の会員権の名義書換えを停止する。
同クラブの現在会員数は、正会員2038名、平日会員342名の計2380名。

伊豆スカイラインCC 休業から一転9H営業に 会員守る会発足!

今年1月1日から全施設休業とした伊豆スカイラインカントリー倶楽部が8月15日よりIN9ホールを利用して営業再開するとホームページで案内した。
OUTコースや練習場は閉鎖したとし、アプローチグリーンとINコーススタート用の練習グリーン、ドライビングレンジの使用は可能としている。つまり、IN9ホールの2回まわりか、スタート時間限定のハーフプレーの選択制にするという。
今のとろこ事情を明らかにしていないので、理由は定かではないが、理事長や株主、会員などで「ISCCを守る会」のホームページを立ち上げ”18ホールを守れ”をスローガンとして活動しており、そこでは現在株式を保有する会社によって、理事会に諮ることなくソーラー発電所への転換を決め18ホールをクローズしたと説明。
同CCは自然公園法(旧国立公園法)の制約でIN9ホールはソーラー化を諦めパブリックコースとし、残るOUT9ホールはソーラー発電所にする計画と明らかにしている。そこで、会員有志がプレー権の確保のため立ち上がったとのことだ。

八幡カントリークラブ 解散を発表

八幡カントリークラブは、8月4日に会員に対して本年10月31日を持って解散することを案内した。
経営者が変更となった2018年12月26日以降に入会された会員には、預託金(額面金額)と名義変更料の全額を返金するとのこと。
解散後は、新クラブを発足し会員を募集する予定で、会員には、来年5月迄、新コースのプレーができる案内を出すとのことだ。
なお、2018年12月26日以前の入会者に対しては、解散通知のみとのことで、新経営会社に憤慨する会員が出てきいるようだ。

PGMグループコースのビートダイGCロイヤルコース、運営スタイルを変更

同クラブでは、コロナ禍において若年層ゴルファーの増加により手軽に短時間で楽しめるスループレーニーズが増加傾向にあることから、ロイヤルコースにおいて昨年6月よりスループレー営業を模索しながら行っている。
徐々にではあるが、スループレースタイルが認知されてきていることもあり、今後、その中で、ロイヤルコースのプレースタイルを明確に変更することで、これまで以上に VIPコースとの差別化を図り、両コースともに特徴のあるコースづくりに注力したいと考えているとのこと。

本年10月より、以下を本格実施する

  • 全日ワンウェイスループレーへの変更
    (1日おきにアウト、イン交互スタート)
  • レストラン営業の廃止
  • オールセルフへの変更
    (キャディバッグ運搬、カートへの積み下ろし、クラブ清掃等)
  • 全日浴室シャワーのみの対応
  • 全日ロッカー別料金への変更
    (メンバーは従来どおり無料で利用可)

取手国際GCでSMBCモビットエキシビションT開催 優勝者は今年のQTファーストステージが免除

(株)SMBCモビットの協賛、一般社団法人・日本ゴルフツアー機構の主催による新設競技「SMBCモビットエキシビショントーナメント」が、6月21日から22日までの2日間、取手国際ゴルフ倶楽部の東コースにて開催される。
同トーナメントは、今シーズンのQT番号保持者で、同じ週に開催されるツアートーナメント、AbemaTVツアーの出場資格を有していない選手120名が出場する。賞金総額は500万円で、優勝賞金は100万円。同トーナメントの優勝者は、今年のQTファーストステージが免除される。