金乃台CC(茨城)経営方針検討のため当面名変停止、親会社方針から選択と集中か、噂の継承先は未確定と!

昭和39年開場の金乃台カントリークラブ(18ホール、茨城県牛久市柏田町3432、TEL0298-72-0182)を経営する日鉄日新ビジネスサービス(株)(東京中央区、TEL3553-8511)は、10月2日から「経営方針検討のため」当面の間、会員権の名義書き換えを停止する方針を明らかにした。
同社によると「親会社の方針により、経営方針を検討することになった。まだ未確定のため会員の間に噂が流れて不平等にならないよう名変を停止した」と説明している。
同社は昨年4月1日に新日鐵住金(株)が日本製鉄(株)に商号変更した関係で、親会社の日新製鋼(株)が日鉄日新製鋼(株)に変更、同社も新和企業(株)から現名称に変更した。
つまり、日本製鉄(株)が親会社に当たり”選択と集中”から、合併した子会社の事業譲渡先を絞り込むようだが、それを聞き及んだ会員が反発し、紛糾したようだ。
同CCの会員でもある会員権取引会社では「某証券会社と大手運営会社のグループを会社側が準備していたことが、この夏に発覚して会員総会でも紛糾した。法的整理で破綻した会社でもなく、会員に知らせずに事業譲渡先を決めるのはどうなのか。財務状況は悪くないはずで、会員中心の運営が守れるよう会員が経営を引き受けることも考えられる」と話しており、事業継承先や今後の運営方針については会員に説明するよう求めているという。
このため、会社側が想定したとされるルートもどうなるかわからない段階のようだ。

詳しくは「クオリティーゴルフ会員権情報サイト」

大利根カントリークラブ 平日会員の新規募集開始

大利根カントリークラブは、2020年9月27日開催の理事会・取締役会において、これまでとは募集要項が異なる「平日会員の新規募集」を決定したと発表した。

募集50口限定で、登録料は200万円(税別)、但し平日会員から正会員へ資格変更する場合は150万円を名義書換料に充当できるとのこと。

詳しくは「クオリティーゴルフ会員権情報サイト」

平川CC 第二登録人制度 9月より実施

第二登録人の対象者
個人正会員:1親等以内の家族(父母・配偶者・義父母・子・子の配偶者)
法人会員 :更新・変更

優待の対象日
平日のみの優遇となる。(土曜日・日曜日・祝日は優遇の対象外となる)

優遇料金
キャディ付:9,050円 乗用セルフ:8,050円

大相模GC経営会社の経営陣一新 高橋正孝代表等4名が退任、村田光英氏が新代表に 増資と本店移転も実施、運営面での変更は特になし!

昭和43年開場の大相模カントリークラブの経営陣が一斉に交代し、オーナーチェンジとなったことが明らかになった。
経営の(株)大相模カントリークラブは、8月13日に開かれた臨時株主総会及び取締役会で、高橋正孝代表取締役、平本守取締役、高橋登志子取締役、金沢朋子監査役が辞任し、代表取締役に村田光英氏が就任するなど役員を一新した。
村田氏は(株)スクールパートナーズの社長で、総合教育サービス事業、ITソリューション事業等を行っている。
同社の役員も大相模CCの取締役に就任し、8月13日付けで資本金を2000万円から1億円に増資している。
村田氏は、「まさかり投法」で知られる広島県出身の元プロ野球選手・村田兆治氏の弟。ゴルフ場従業員は今回の経営交代について、「詳しく知らされていない。運営は従来のままです」と話すのみ。
ちなみに、今回の経営者交代は、後継者問題も絡んでいるようで、高橋氏は退任の挨拶を関係者に通知したが、姉妹コースの日高CCについては、経営の(株)日高カントリー倶楽部の代表者は高橋正孝氏で変更ないとの事。

(株)平和、連結業績、今季売上高は13.7%減額予想とコロナが影響、株主優待制度も基準や優待額を改定

パチンコ等の機器メーカーで、ゴルフ場事業のPGMホールディングス(株)を完全子会社としている(株)平和は、連結業績予想及び株主優待制度を発表した。
同期の連結業績予想は、売上高が1248億円(前年同期1445億73百万円)で、営業利益69億円(235億51百万円)、経常利益63億円(232億78百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益10億円(158億72百万円)と見込んでいる。売上高の対前年度比は13.7%減となる。
新型コロナウイルス感染症拡大の影響を合理的に算定できないとし、株主優待制度も変更する。
同社グループが運営するゴルフ場で平日及び指定月の土日祝日の料金から1枚につき1名の支払い総額の1部から最大3500円割引が可能であったが、21年3月期は最大1000円分利用できる制度に変更する。
贈呈される株主優待券は従来100株以上だったが、200株以上に変更となる。未定としていた9月末の中間配当は40円の予想と公表した。

新東京都民G場(東京) 8月1日リニューアルオープン 5年後に桜の名所コースへと

パブリック運営の新東京都民ゴルフ場(9ホール)が8月1日にリニューアルオープンレセプションを開いた。
新たに経営母体となった医療法人社団葵会の新谷幸義理事長は、「皆様のご了解を得られればこのゴルフ場の周りに桜の木を2千本植える予定をしており、5年後は上野の公園に負けないような桜の名所、東京都民のいこいの場、区民のいこいの場、さらに健康増進の場としたい。5年後の4月15日に桜を見る会を催したいと思っております。」と挨拶した。
同ゴルフ場にゆかりのある青木功プロと倉本昌弘PGA会長が来賓として出席し、青木プロは15歳の春にキャディとして就職した思い出や世界で活躍できるようになった気持ちの持ち方、パター練習法を披露、倉本プロはPGA会長として「健康とゴルフ」をゴルフ振興に活かしたいこと、新東京都民は車がない、時間がかかるなど若者がゴルフをやらない理由を解消できると語った。
桜の名所構想は水害でダメージを受けただけに心配も先立つが、新谷理事長に尋ねると「水門を直しました。桜に囲まれた中でゴルフや散歩が楽しめます」と話している。

JLPGAツアー2試合(ニトリLとゴルフ5L)、無観客開催の準備を進める ニトリは賞金総額1億円増額

日本女子プロゴルフ協会は、8月3日、JLPGAツアー2試合についてギャラリー、選手、ボランティアの安全確保の観点から、無観客開催の準備を進めていると発表した。
8月27日から30日までの4日間、北海道小樽市の小樽CCで開催する「ニトリレディスゴルフトーナメント」と、9月4日から6日まで岐阜県のGOLF5Cみずなみコースで開催する「ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント」で、ニトリレディスは今季に限り、賞金総額を1億円から2億円(優勝賞金3600万円)に増額するとしている。

かごしま国体の開催延期が決定 2023年以降に!

10月3〜13日に鹿児島県で開催を予定していた第75回国民体育大会(かごしま国体)並びに第20回全国障害者スポーツ大会(かごしま大会)の延期が決定した。
ゴルフ競技は成年男子(霧島GC、霧島市)、少年男子(溝辺CC、霧島市)、女子(鹿児島高牧CC、姶良市)を予定していた。
地元の報道によると、鹿児島県ではかごしま国体とかごしま大会の2023年開催に向け関係機関と調整を進める方針であるとし、塩田康一鹿児島県知事が7月31日に山口祥義佐賀県知事を訪問して協力を要請している。ちなみに国体は、2021年の三重県、2022年の栃木県が決定、2023年は佐賀県に内定している。

ユニマットが宮古島(沖縄)でゴルフ場や鉄道を計画 2024年着工目指すとの事に大注目

宮古島でゴルフ場やホテル等のリゾートを展開する(株)南西楽園リゾート(高橋洋二会長兼社長、沖縄県宮古島市)が、さらに宮古島で鉄道や新たなゴルフ場の建設を計画しているとのこと。
現在、ユニマットグループが展開するシギラベイCC(18ホール、宮古島市)やホテル等は宮古島南岸にあり、新しい18ホールは島中央に近い城辺仲原地区に建設、また下地入江から城辺仲原までの約11キロ間に鉄道を建設し、同社のリゾート地を巡回する構想としている。これから環境アセスや農振除外などの手続きを進めたい考えで、2024年の着工を目指すという。将来的には宮古空港から同社リゾート地まで鉄道を延伸したい考えという。
地元の宮古毎日新聞社が、同社の開発担当者から「宮古を第2のハワイにするという夢は膨らむばかり」と説明を受けたという。
同リゾートの親会社の(株)ユニマットプレシャスは同じ沖縄県の石垣島で仮称・石垣リゾート&コミュニティ計画(18ホール)を進め、開発に反対する意見も依然出ているが、許認可手続きは大詰めになっており、同許認可を待って建設工事に着手する段階となっている。
全国的にもゴルフ場建設で動いている事例はほとんどないなか、もう次の計画を考えるとは「県内に鉄道がない。まだ先の夢の話」としても注目!!