入間CC 正会員募集及び預託金充当制度継続を発表

入間カントリー倶楽部は、正会員募集および預託金充当制度を令和3年1月1日から同年12月31日まで継続すると発表した。
申込定員50口までで、募集中においても名義書換は停止しない。
募集金額は、正会員が100万円(税別)で、内訳は入会登録料が70万円、預託金が30万円。
預託金は10年据置とし、期間満了後、請求のあった場合は、3年後に返還する。
家族や友人等、2名以上で同時入会する場合は、1口あたり10万円を割引する。
年会費は、5万円(税別)。

さらに、名義書換において預託金より名義書換料の全額または一部を充当できる制度を継続して実施している。充当できる預託金額は最小額面30万円を残した部分までとし、不足分及び消費税は現金払いとなる。

荒川第二・第三調節池事業計画について 令和3年10月より下流のノーザンCC錦ヶ原G場や川越グリーンクロスに影響大

国土交通省が治水対策のため埼玉県さいたま市から川越市、上尾市にかけて荒川第二・第三調節池の整備を進めている。
このエリアの荒川河川敷ゴルフ場は整備事業の影響を受けることになるが、工事が本格化することで、令和3年10月より、下流にあるノーザンCC錦ヶ原G場から上流である大宮国際CC(令和6年)にホール数の縮小となり、営業ホールに大きな影響となるようだ。
特に、ノーザンCC錦ヶ原G場と川越グリーンクロスに大きなホール数の減少があるようだが、今のところ詳細は不明。
大宮国際CCは、45ホールから36ホールに、大宮CCは27ホールから18ホールに減少しての営業継続の公算が高い。

過去の関連記事「荒川第二・第三調節池整備で河川敷ゴルフ場が影響、ノーザンCC錦ヶ原G場や川越グリーンクロス等」はこちら

PGMがシルクCC(群馬)を3月1日に譲渡へ 16日、ロックフィールドゴルフリゾート(株)と締結

パシフィックゴルフマネージメント(株)は、12月16日に連結子会社のPGMプロパティーズ(株)が保有する「シルクカントリー倶楽部」を新設分割により設立するシルクゴルフ(株)に継承後、その新設会社の全株式を2021年3月1日付けでロックフィールドゴルフリゾート(株)へ、譲渡予定と発表した。
この株式譲渡に伴い、同倶楽部は来年3月1日からPGMオンライン予約サービス、P-CAP、Tポイントプログラム、PGMスマートチェックインサービス、(株)平和が発行する株主優待券の利用ができなくなるとしている。

立野クラシックGC(千葉)会員権 名変料無料キャンペーン、追加や3親等内、姉ヶ崎CC会員も、来年5月末まで

立野クラシックGCは、追加購入や三親等以内、それに姉妹コースの姉ヶ崎CC(千葉)会員からも対象に2月1日から令和3年5月3日まで名変料を無料とするキャンペーンを開始した。
また同期間に新たにメンバーとなった方の家族も期間中対象となる。名変窓口は共に東京事務所。
同様のキャンペーンは2015年にも行っているが、今回は姉ヶ崎CCの会員とその家族、法人会員も立野クラシックGCの名変料無料対象に広げている。

日本CC(埼玉)で5G✗IoTソリューション体験会 (株)ミライト(関連会社)、最新技術で新しい管理、サービスを提案

ICTソリューション事業、モバイルネットワーク事業などを展開する(株)ミライト(中山俊樹代表取締役社長、東京都江東区、資本金5億1091万円)は、「5G✗IoTゴルフソリューション体験会」を11月27日に日本カントリークラブ(8ホール、埼玉県入間郡越生町大字大谷138、TEL:049-292-3333)で開催した。

ミライトは、2018年度の総務省5Gアイディアコンテストで「5Gを活用したゴルフソリューション」の検討を開始し、5G関連企業と「ゴルフビジネス」をテーマに各種ソリューションの検討を継続している。これらの検討結果について、多くの人に体感してもらい、5Gビジネスの可能性を訴求し、ゴルフ関連ビジネスの拡大に寄与することを目的に体験会を企画したとしている。当日は、報道関係者やゴルフ場運営会社などが参加した。
体験会は、クラブハウスでゴルフソリューションの概要を説明し、その後カートに乗ってコースで実際に活用しているものを見学する流れ。ゴルフソリューリョンの内容のいくつかを紹介すると、「IoTグリーン管理(実証実験中)」(11番ホール)は4Kカメラ映像でグリーンの害虫を監視し、IoTセンサーをグリーンの土壌に埋め込みグリーン管理に必要なデータを収集するもので、グリーンメンテナンス作業の効率化・コスト削減を実現できるだけでなく、専門知識がなくてもグリーン管理が可能になるという。ゴルフ場でも活用されだしているドローンを使ったコース点検では、デモンストレーションとして10番ホールに飲料を運搬する自動走行が行われた。
ゴルファー向けには、コンペの最中や終わった後に他のパーティがプレーしている様子を確認できる「他パーティ映像配信サービス」、5Gを使って8Kカメラで撮影したゴルフプレー映像を伝送する「8K映像伝送実証、映像切り出し配信」(実証実験中)、骨格でスイング診断できる 「SkillMonitor V2」、ショットの軌跡追尾や飛距離、ボール初速、打出角度を測定する「MLM(Mobile Launch Monitor)」が出展した。ゴルフ場の運営面では、(株)ゴルフダイジェスト・オンラインの「GDO Data Manager」が出展。GDOで集積されるデータからゴルファー需要を日別、時間帯別で可視化し、ゴルフ場予約の価格需要も把握できるとしている。
なお、(株)ミライトは1946年に大明電話工業(株)の登記で創業。5年に鈴電(株)を吸収合併し大明(株)に社名を変更し、2010年に(株)コミューチュア、(株)東電通とともに共同持株会社方式により(株)ミライト・ホールディングスを設立して同ホールディングスの完全子会社となり、2年に(株)東電通と合併して現社名に変更している。

浜野GC 会員権 新型コロナウイルスと集中豪雨の影響を受け、令和3年1月1日より年会費改定

浜野ゴルフクラブは、新型コロナウイルス疫病によりクラブの営業に大きな影響を受けている。また、平成28年8月から9月に頻発した台風、令和元年9月から10月にかけて相次いで発生した大型台風や千葉県を襲った集中豪雨によって、長期にわたり営業停止を余儀なくされたうえ、ゴルフ場施設に甚大な被害を受けている。
このようなクラブ経営の実態に照らし、同クラブの取締役会ならびに理事会では、収入の柱のひとつである年会費を改定することを、以下のように決議・承認した。

年会費 改定前 改定後
個人正会員 40,000円 60,000円(税別)
法人正会員 40,000円 60,000円(税別)
個人平日会員 20,000円 30,000円(税別)
法人平日会員 20,000円 30,000円(税別)

千葉カントリー倶楽部 会員権 令和3年4月1日より年会費改定

(株)千葉カントリー倶楽部は、会員制のゴルフクラブとして会員の権利を更に確保し、会員同士がよりクラブライフを楽しめる会員重視のクラブにするため、また、3コースの良好なコースコンディションの維持とサービスレベルの向上のため、年会費を以下のように改定すると発表した。
令和3年4月1日より実施され、会計年度は4月〜3月。

正会員 改定前 改定後
一般 80,000円 120,000円(税別)
地方・海外 50,000円 84,000円(税別)
満78歳以上 50,000円 84,000円(税別)

菅平グリーン(長野)をノザワワールドに譲渡へ、(株)守谷商会、11月26日に会社分割による譲渡を決議、プレー権は新会社が承継

ジャスダックに上場する総合建設業の(株)守谷商会は11月26日、ゴルフ場を経営する連結子会社の会社分割と、新設会社の全株式譲渡を決め、発表した。現在の同連結子会社は解散し、特別清算手続開始を申し立てる方針だ。
この連結子会社は菅平グリーンゴルフを経営する菅平峰の原グリーン開発(株)で、会社分割を行い、そのゴルフ場事業を新たに設立する新設会社に承継させたうえで、その新設会社の全株式を(株)ノザワワールドへ譲渡するための株式譲渡契約を締結すること、グリーン開発を解散し同社において特別清算手続を申し立てることを取締役会で決議したという。
ゴルフ場会員は現在450名で、一時20億円あった預託金が親会社からの支援で4億3千万円に減ってきたことから特別清算での事業譲渡を決めたという。会員は新会社がプレー権を引き継ぐが、預託金については特別清算手続にて協定案で弁済額を決め、ある程度の弁済をする方針のようだ。
守谷商会はグリーン開発の元社長が売上金や会員に無断で預託金償還金を受け取った着服疑惑(当時で計3千万円)で刑事告発したことなども事業撤退の理由の一つになったようだ。