【短信】入間カントリー倶楽部、株式の全てをリソルホールディングス(株)の子会社リソル(株)に譲渡と発表

入間カントリー倶楽部を経営する(株)クラレは、本年8月31日を持って(株)入間カントリー倶楽部の株式の全てをリソルホールディングス(株)の子会社、リソル(株)に譲渡すると発表。

譲渡に関し、会員制度を維持し、会員中心の運営を継続するとのこと!

なお、経営母体の交代により、「2023年度正会員募集」は停止となる。

PGM、関電系から武庫ノ台Gコース(兵庫)取得。7月11日、(株)関電アメニックスの吸収分割で事業承継。上田治設計のパブリック、10月2日からPGMで運営。関電アメニックスは不動産有効活用であまテク閉鎖へ。

(株)平和傘下のパシフィックゴルフマネージメント(株)は7月11日、(株)関電アメニックスより、武庫ノ台ゴルフコースの事業を吸収分割の方法で承継するために設立される武庫ノ台ゴルフ(株)の全株式を譲り受ける株式譲渡契約を同日、締結したと発表した。

この株式譲渡契約の締結により、武庫ノ台Gコースを保有する武庫ノ台ゴルフ(株)は、今年10月2日からPGMの所有となり、同日からPGMが同コースの運営を開始する予定としている。

発表によると、同コースは名匠・上田治氏の設計思想が凝縮した、関西屈指の伝統ある18ホールのパブリックコースと紹介。オープン日は 1966(昭和41)年10月1日で、50有余年の歴史がある。三田の町並みを見下ろす美しいロケーションに、羽束山を中心とする北摂連山を借景とした雄大かつダイナミックでスリリングなコースがデザインされているという。アウトコースは各ホールとも松林等で完全にセパレートされ、コース幅も充分にあるタフなホールが多く、インコースは正確なショットが要求される戦略性に富んだレイアウトで、上級者から初心者まで楽しめるという。

立地は中国自動車道・西宮北ICより9キロ、電車利用の場合はJR宝塚線(福知山線) 道場駅よりクラブバスにて5分となっている。

PGMグループは1コースのリース契約を含め147コース(18ホール換算179コース)を運営している。

一方、(株)関電アメニックスも7月11日に「武庫ノ台ゴルフコース」のPGMへの譲渡およびゴルフ練習場「尼崎テクノランド」の営業を終了することを決定したと発表した。

発表によると、関西電力グループは2021年3月に策定した「関西電力グループ中期経営計画(2021_2025)」において、事業構造改革の完遂とともに、将来の成長に向けた投資を進めることとした。同方針のもと、関西電力において、同社ゴルフ関連事業の経営資源の最適化について検討がなされた結果、武庫ノ台Gコースについては、ゴルフ専業大手であり、数多くのゴルフ場の運営実績や集客面でのノウハウを有しているPGMに運営を引き継ぐことが最適との結論に至ったという。譲渡日は今年10月2日を予定しているとした。

また、尼崎テクノランドについては、不動産を有効活用することとなり、2024年3月31日をもって営業を終了し、今後、跡地活用が図られる予定とした。同テクノランドは平成6年に関西電力の発電所跡地を利用して開業。略称・あまテクとHPで紹介しており3階建て180打席250ヤード規模は関西地区最大級とし、早朝5時から深夜25時まで営業している。阪神高速湾岸線尼崎末広ICを降りてすぐという立地だった。

なお、(株)関電アメニックスが運営しているもう1カ所のゴルフ場・「日向山高原ゴルフコース」については、”当社が運営するリゾートホテル「ANAホリディイン・リゾート信濃大町くろよん」と隣接しており、引き続きリゾートゴルフ場として運営してまいります”と発表している。

(ゴルフ特信より)