厚木国際CC(神奈川)、2023年1月下旬より西コースを全面改修

厚木国際カントリー倶楽部は、2014年より進めて来た長期ゴルフ場施設改修計画の最終大型工事として、西コースの全面改修を開始することとなった。
改修工事と並行して、西コースアウトとインを分断していた公共道路(通称中央道)については、コース外周の迂回道路を建設し、道路横断時のカート乗降の紛らわしさから解放されることとなる。

工事開始は、2023年1月下旬から、中央道迂回道路建設を含み、66ヶ月を予定(極力短縮を目指し、計60ヶ月での完成を目している)。

新・西コースは、1959年開場時から培った現在の風格を最大限生かし、大山・丹沢連峰の景観との更なる調和を基本概念とする。全長は7200ヤード超え、大型ワンベントグリーン、要所に池やバンカーを絡め、プロアマ問わず様々な競技が開催できる戦略性に富んだコースへと生まれ変わるとのこと。

改造設計・監修は国内外で数多くの設計・監修業務に携わっているイーストゴルフプラン代表の東俊伸氏を起用。

工事期間中の営業は、東18ホールと西アウト9ホールの27ホール営業を予定している。

(ゴルフ特信より)

勝浦東急Gコース(千葉)10年間期間限定正会員募集、9月から募集金額を71.5万円に引き上げて50口募る

東急不動産グループの勝浦東急ゴルフコースは、9月1日から10年間限定の正会員(個人・法人、1名登録)募集を開始した。
同コースでは、2019年8月から10年間限定正会員募集を65万円でスタートした。翌20年には新型コロナウイルスが日本国内でまん延し始め、4月7日に7都府県で初の緊急事態宣言が発出されたが、3密を回避できるスポーツとしてゴルフが注目されたことを受けてコンスタントに入会者数を伸ばし、募集開始から約2年の今年7月に定員の 100口を完売し募集を終了した。

ところが、募集終了後に”勝浦は観測史上猛暑日が一度もない”との報道がインターネット等であったことから募集に関する問合せが多くなった。そこで同コースでは、価 格を引き上げて募集を再び実施した。

9月から実施している募集の金額は71万5000円(全額加入登録金、消費税込み)。募集定員は50口とし、定員に達し次第募集を締め切る。年会費(消費税込み)は2万2000円。入会すると、東急不動産グループ特典として①ゴルフ場を会員本人は”会員ご本人様用チケット” 同伴者は”ゲスト様用チケット”で利用可の「ゴルフ場特別優待」、②全国のリゾートホテルに特別料金で宿泊可の 「リゾートホテル利用優待」が受けられる。

入会条件は特に設けていないが、東急不動産(株)にて審査がある。募集に関する問合せ及び申込先は、同コース会員権担当まで。

なお、同コースの会員数は今年6月末現在812口で、 最終会員数は1600口を予定している。

ホノルルCC(ハワイ)のオーナーが交代、東京事務所によると9月1日、会員預託金は協議中と!!

日本人会員も多い米国・ハワイ州オアフ島にあるホノルルカントリークラブが9月1日付けでオーナー交代したことがわかった。
日本の東京オフィスによると、現地法人のゴルフ場資産保有会社の売却により、9月1日付けでオーナー権が移行されたという。日本の(株)ホノ。ルルカントリークラブの東京オフィスは、予約や名義書換えの業務を行っていると説明しており、元より直接的な現地ゴルフ場運営は現地法人の運営会社が行っていたという。

今回のオーナー権の移行に際しては、「全てのメンバー様(現地メンバーも含めて)は合意のもと当面は現状でプレーを続けていただけます」と説明。ただし預託金証書に関しては現在も今後の方針を協議中としており、詳細が決まり次第、今後は会員に直接、書面にて連絡する考えと説明している。

新しいオーナー会社は「JJKOO HAWAII, Inc」と説明。連絡先は従来と同じゴルフ場現地となっている。新オーナーは韓国系とみられている。

同ゴルフ場は、ホノルル国際空港から車で10分で、アーノルド・パーマー氏設計による池を豊富に利用したコース・と紹介しており、日系企業がオープンの1977(昭和52)年に買収し、日本で350万円募集を開始。バブル時には2500万円という高額募集も行っていた経緯もあった。ただ一時経営に関与したモビリア(株)が2003年8月に破産宣告を受けたが、ゴルフ場は日本人の個人オーナーに変わるなどして変わりなく経営を続け、日本の東京オフィスも営業を続けていた。

(ゴルフ特信より)

八王子CC、プレー需要急増と新システム、物価高騰への対応によりセルフ営業日の一部を定休日に!

株主会員制の八王子CCでは、競技のルールやセルフ営業日数の変更を打ち出すとともに物価高騰への対応にも乗り出した。

会報のクラブ便りNo.739によると、ゲストの来場者数が好調だとしており、分科委員会や理事会で決めた新しい営業方針を案内した。

「家族競技について」は近年、新入会員を含め競技参加者が増加傾向にあり、キャンセル待ちが多数出ている状況。プレー進行の遅延や、一般予約のプレー希望が多くなっていて次の通り変更する。
①開催時期を夏季開催へ変更(7月中旬、競技のみで営業)
②競技ルール変更。
(現行は)すべてのショットでベストボールを選択し、その都度2人で打つ
→(変更後は)ティーショットは2人で打ち、ベストボールを選択し、その後はホールアウトまで交互に打つ。

また「定休日増加」のため、臨時営業日であるセルフ営業日を減少する。これはセルフプレー営業後にディボット跡・グリーン上ボールマーク・バンカー均し等修復されていないこと。セルフデー来場者に対して、コース保護意識の啓蒙活動を実施することに加え、コース管理作業の充実を図る目的とし、10日程度定休日を増加させる。

現状、セルフデーはリピーターが大半で、予約開始日が6カ月前の頭に予約受付となり、すぐキャンセル待ちとなることから、対策(令和5年3月時の予約受付より)として、セルフデー予約(月・火曜)に限り、3カ月前の同日予約開始に変更。会員1名同伴に付き3組までの予約組数の制限を設ける。従って、会員紹介によるゲストプレーヤのみの予約は当面お断りするという。

競技時のスコア提出、アテストについては、カートナビ導入後、ナビへのスコア入力が可能となり、9月競技より試験的に次の方法で実施する。
①主要競技を除く競技において、各プレーヤーのスコアはカートナビに直接入力することとし、プレー終了後プレーヤーごとに出力された用紙に記載されたスコアをマーカーがアテストした上で、プレーヤーがアテストし、プレーヤーが署名し提出する。
②アテストされたスコアがホームページに掲載された時点をもって競技終了したものとする。

一方で昨今のエネルギー価格急騰等の影響により、食材仕入れ単価、物流コスト等あらゆる費用が高騰していることを受け、8月から食堂メニュー価格を100~200円程度の値上げ、モーニングメニューは10時(従来10時30分)までのオーダー等に変更した。クラブバス運行は、運行委託業者から燃料費高騰により再度委託料増額の依頼があり、土日ダイヤの9時00分発を減便(9月3日より)し運行委託料を据え置くことで妥結したという。

なお、令和4年の来場者報告(1~7月)は営業日数192日(前年比3日減、1.55%減)で、メンバー1万3107人(337人減、2.51%減)、ゲスト1万433人(1903人増、22・30%増)で合計2万3540人(1566人増、7.13%増)とメンバーの利用は若干落ち込んだが、ゲストの大幅増加があって全体も大きく向上している。

ゴルフ特進より

三井住友VISA太平洋マスターズ、一般観戦無料!

三井住友カード(株)、(株)TBSテレビ、(株)太平洋クラブの3社は、今年11月10日から13日までの4日間、太平洋クラブ御殿場コース(18ホール)にてJGTO主管のもと開く「2022 三井住友VISA太平洋マスターズ」は、今年50周年を迎える記念大会で、感謝の気持ちを込めて、「全日入場無料」で開催すると発表した。

入場無料となるのは8日の指定練習日と10~13日の予選・決勝ラウンドで、7日の指定練習日と9日のプロ・アマチャリティトーナメントは非公開。出場選手は84名から最大90名に増枠予定としている。

昨年は谷原秀人プロが通算6アンダーで優勝した(ツアー通算15勝目)。

ゴルフ特進より

川越グリーンクロス令和6年3月をもって閉鎖(続報→令和5年12月末に変更)。大宮国際CC等が一部を借り受ける可能性あり。リバーサイドFGC、浦和GC、熊谷GCは河川工事影響なし。

調節池整備のため川越グリーンクロスは、令和6年3月をもって閉鎖することが決定。
→2023年6月現在、令和5年12月末を持って営業終了予定と会員向けに通知案内をしている。

荒川第二・第三調節池整備によって、川越グリーンクロスの敷地はスーパー堤防になるが、27ホールのうち数ホールは残るとされている。

個人的意見・・・その場合、近隣の大宮国際CC、大宮CCが残りのホールを国土交通省から借り受ける可能性があり、中でも、大宮国際CCが取得するとホール数が増え、面白いコースになりそうだ。

ちなみに、富貴GCは河川コースではあるが、私有地の為、国に返還を求められないゴルフ場であり、2003年の河川法によりメンバー数が増やせないコースとなっている。

また、リバーサイドFGC、浦和GC、熊谷GCの各コースは、荒川第二・第三調節池整備の影響はなく、今まで通り営業するようだ。

HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP大会、石岡GCにて今期0月末に急遽開催決定!

(株)平和と子会社のパシフィックゴルフマネージメント(PGM)は8月8日、一般社団法人・日本ゴルフ ツアー機構との間で2022年JGTOツアートーナメント『HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP』(賞金総額1億5千万円)を今年10月27〜30日に「PGM石岡ゴルフクラブ」で開催することで合意したと発表した。

会場の PGM石岡GCは2020年2月にPGMグループ入りし、「GRAND PGM」ブランドで運営されているコースで、2022年4月21~24日に、JGTOツアーを実施し、ツアー初の1シーズン2度目の開催となる。

PGMの田中社長は「ゴルフ場はコロナ以前を上回るゴルフブーム。これを一過性に終らせないためにはプロ競技が盛り上がってこそ」と大会復活を決めたという。 2023年2月24〜25日には「PGMゴルフリゾート沖縄」(分ホール、沖縄県)にて『HEIWA・PGM チャ リティゴルフ』も開催する。

株式会社秋葉ゴルフ倶楽部など6社、民事再生法の適用を申請

(株)秋葉ゴルフ倶楽部と関連会社5社は、8月9日に東京地裁に民事再生法の適用を申請し、同日、監督命令を受けた。

(株)秋葉ゴルフ倶楽部は、1990年(平成2年)10月設立のゴルフ場経営業者。当社および関連会社で秋葉ゴルフ倶楽部(愛知県新城市)、茶臼山ゴルフ倶楽部(長野県下伊那郡売木村)、ブナの嶺ゴルフ倶楽部(長野県下伊那郡売木村)を運営していた。

なお、同時に民事再生法の適用を申請した関連会社は、(株)イーストヒル、(株)ブナの嶺ゴルフ倶楽部、(株)ワールドウッドゴルフクラブ、(株)茶臼山ゴルフ倶楽部、うるぎハイランド開発(株)の5社で負債は調査中とのことだ。